生命の尊さを問う(子供に対する安全と責任。)
- setakayabase
- 5月15日
- 読了時間: 3分
更新日:7 日前
悲しいお知らせ。

本来なら小学校へ入学する4月、彼は病院のベットの上で意識不明の状態。
回復を祈るしか有りませんでした。
実は春休みの最中に自転車で3mの高さのある側溝から落下し頭部を損傷。
ドクターヘリで大病院に運ばれ手術するも意識は戻らず・・・
広島から岡山の病院に転院し奇跡的に意識が戻る事が出来てひとまず安心。
障害が残るかもしれないと言われながらも・・・
このまま回復に向い、彼との約束を果たすべく僕は再びBMXを楽しめる環境づくりにと新しい拠点への移動と準備に密かに頑張って来ました。
その間にも「オフロード系自転車専用コース」造りにとある企業家の方とコンタクトを取り、僕の想いを伝えた上で実現に向い協力を得られるように動いている真っ最中でした。
再び彼のような子供達と普段味わえないオフロード系自転車を共に楽しみたい!
その環境作りに消えかけていた想いを彼との出会いで再発火する事に・・・。
「早く回復して全国制覇を目指したい!」
そんな大きな野望まで持ちつつ夢と希望を持って出来る範囲で進めておりましたが
本日、「訃報」が入り心が痛くてたまりません。
親父さんから黄金連休中の5/4にくも膜下出血により亡くなった事を告げられました。
どちらかと言えば親御さんの方が自転車競技に子供を参戦させたいと希望されていたのでこちらも出来る限りサポートしながら少しでも早く練習が出来る環境作りに燃えていたのでショックは隠せませんでした。
治療費の協力もさせていただいており、早い回復を願っておりました。
意識不明の状態から「復活」し言葉も発するぐらい少しづつですが回復に向い1日1日を大切にリハビリの日々を過ごして来てくれていたので安心しておりましたが、急変したとの事。
彼の人生はココで終わってしまったんだと思うと言葉が出ません。
一言で言えば「悔しい」。

僕の後悔は、自転車に乗るならヘルメットをちゃんと被らせる事。
まだ幼稚園の彼に危険な場所、乗れる範囲などその子の「子供のスキル」を考えて親が約束をする事の大切さを怠らない事。
大人では予測不可能な事をする子供に対して要注意しなければ『命』の危険性が増してしまう。そして最悪な事が起きてしまう。
今一度、子供を持つ親御さんには考えてもらいたい。
昨今、子供が被害者となる事件・事故が多発するニュースを見かけますが、これからと言う夢も希望を持った子供達の『命』が失われるのは悲し過ぎます。
最後に彼の御冥福を祈ると共に、他人事と思わず【教訓】として考えていただければ幸いです。
彼が【世高屋ベース】に初めて遊びに来てくれた時の記録です。
彼との最後になってしまった写真を見ると残念でたまりません。
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