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5/11 中国新聞朝刊にて紹介いただきました。

更新日:6月1日

BMXオフロードコース、東広島市の「世高屋ベース」 元全日本チャンピオンがつくった遊び場


僕にとってはリハビリライドとなった黄金連休・子供の日。


中國新聞記事より☟






 激しく競い合うより、体を動かすこと自体を楽しむ―。


そんな趣旨のニュースポーツは近年、五輪に加わる種目も増えるなど注目が高まる。

初心者が体験できる広島県東広島市内の施設を記者が訪れ、魅力を探った。


 同市黒瀬町の国道375号から少し車を走らせると、木や草が茂る中にオフロードコースが見えてきた。



「世高屋ベース」代表代理の大坪明博さん(58)が、爽やかな笑顔で迎えてくれた。


1997~99年に自転車BMXの全日本選手権を連覇したレジェンドだ。


同市高屋町のコースが改修中のため、黒瀬町のサブコースを案内してくれた。


 「肘、膝を柔軟に使い、全身でこぐ競技なんですよ」。


大坪さんはストレッチをしながら教えてくれた。


自転車をこぐのに、脚以外をどう使うのか、想像できない。


 コースは1周約150メートルで、最大1・5メートル差の起伏がある。実践するも、車体が浮く度、立ち止まってしまう。


大坪さんは、そんな私を見て「まずは1周完走するところから始めましょう」 起伏を乗り越えるこつは、下りの勢いをうまく使うこと。


大坪さんはペダルを一度も使わずに起伏を次々と越え、完走した。


軽やかな姿を見て、自分は恐怖心で体が固まっていたのでは、と気付く。


「もっと力を抜こう」。


そう言い聞かせて続けていると、気付けば起伏やカーブを楽しめるようになっていた。



 大坪さんは、けがで選手を引退してから約20年間、県内で選手の育成やコース造りに力を入れてきた。


2018年の西日本豪雨で同市河内町の自宅と周辺の自転車コースが流されたが、諦めななかった。


「米国のように日本人にとっても自転車競技を身近なスポーツにしたい」との思いがあるからだ。


 私が上達したのも、底抜けに明るい大坪さんの性格が、競技を楽しませてくれたからなのかもしれない。


大坪さん☎080(6319)1683。(岩井美都)


この時の様子はブログで紹介しております。


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